まんまる母ちゃんのダイエット&育児奮闘記 ときどきお医者さん

2歳の男の子を育児中でロカボダイエッターのまん丸母ちゃんです。初の子育てに戸惑いながらも全力投球!医業を少しだけど継続していきつつ、母ちゃんとして、女医として日々思うことを書いていけたらと思います( ^ω^ )

最近うれしかったことは何ですか

最近うれしかったことは息子がシュークリームを分けてくれたことです。

最初はパパにどうぞといってシュークリームを渡した姿に感動して、ママにも頂戴といって、少し強引に分けてもらいました(笑)

私にとって、些細なことでも声を出して笑って過ごす家族とのそのひとときが癒しの時間です。

何の変哲もない日常のワンシーンを切り出したその瞬間がかけがえのない宝物です。

 

私がお医者さんをしているときに「お変わりありませんか」と一緒によく聞く質問は

「うれしかったり、楽しいことなど何かありましたか?」です。

そんな質問するお医者さんはあんまりいらっしゃらないと思いますが

 

 

限られた命の時間だからこそ、うれしい、楽しいといった小さな喜びに気づいてほしいな。100歳まで長生きする時代、身体だけじゃなく心も元気でなくっちゃという思いからでる質問です。

 

みなさん、笑いながら何もないわよと最初は答えるのですが、診療の回数を重ねることに「思い出した。先生、こんなことがあってね。。。」と少し思い出して教えてくれるようになります。

 

大人になればなるほど、うれしい、楽しいといった感情にわざわざ目を向けたり、感情を表には出さなくなり、気持ちを抑圧したり、記憶から忘れ去ってしまうことが多くなります。

その隙をついてかはわかりませんが、怒りや悲しみは少し気を抜くと簡単に人間の心を覆いつくします。

そんな時、冷静になって日常で起こったうれしかったことや、楽しかったことを一つ一つ思い起こしていくと、結構いいことの方が多いと気づければほんの少しでも心がほっ軽くなります。

 

紅葉がきれいだな、今日は空が澄んでいるな、ブドウがおいしかったな、テレビをみて笑ったな、家族のほんわかエピソードにうけたな、いつもできないことができたな...

 

私たちはそんな日常の小さな幸せの数々に包まれていて、嫌なことはその幸せを楽しむためのスパイスだと感じられるようになれると、心はもっと開放されて軽くなるかもしれません。

なかなかそこまで達観した感じになるには修行が必要かもしれませんが、死ぬまでに行きついてみたい境地ですね。

今はコツコツとうれしくて、楽しい瞬間を心の中にStockしていきたいですね。